地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県】仙台市最古の神社「多賀神社」の由来やご利益をたずねるin太白区富沢

仙台市太白区富沢の多賀神社は、景行天皇40年創建と伝わる宮城県最古の神社。伊弉諾尊を祀り、延命・浄化のご利益で知られる。例祭やどんと祭など地域に根差した祭礼も魅力。景行天皇は東北各地の神社創建伝承にも登場し、古代信仰の深層を今に伝える。静かな境内に土地の記憶が息づく。

続きを読む
地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県蔵王町】難読地名「遠刈田」の読み方・語源由来を訪ねるin遠刈田温泉

宮城県蔵王町の難読地名「遠刈田(とおがった)」は、開墾地としての記憶と湯治場の歴史が交差する地名。遠刈田温泉は泉温約60℃、単純温泉で神経痛・冷え性などに効能があり、400年以上の湯治文化を今に伝える。地名の語源には方言的な地形語や金売橘次の霊泉伝説も絡み、音と漢字、風土と物語が重なる記憶の器として息づいている。

続きを読む
地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県石巻市】日本最古の木造教会建築「旧石巻ハリストス正教会」を訪ねるin中瀬公園・旧北上川河口

宮城県石巻市にある石巻ハリストス正教会は、明治12年に建てられた日本最古の木造教会堂建築。ロシア正教会の流れを汲む聖堂として港町・石巻に根づき、震災にも耐えた歴史的建築。中瀬公園に移築され、文化財として公開中。和洋折衷の意匠と信仰の記憶が息づく、石巻の魅力を伝える紀行文。

続きを読む
地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県仙台市】仙台発祥の「冷やし中華」を訪ねるin青葉区・中国料理 龍亭

地名や料理名は、土地の記憶を映す器だ。私は地域文化を記録する仕事をしている。各地の伝統産業や民俗、地名の由来、そして食文化の背景を掘り下げ、現地の空気を感じながら文章にする──それが私の旅のかたちだ。 今回訪れたのは、宮 […]

続きを読む
地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県仙台市】日本最古の牛タン「味太助(あじたすけ)」をたずねるin青葉区・味太助本店

仙台牛タンは、戦後の進駐軍が残した牛タン・ホルモンを炭火で焼いて食べたことから始まった、日本独自の食文化。発祥の店「味太助」では、厚切りの牛タンと麦飯、テールスープが定番。仙台の炉端焼き文化や都市の品格を感じるサロン的空間も魅力。牛タンの歴史と仙台の風土を味わう紀行文。

続きを読む
地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県仙台市】日本最古の権現造で国宝「大崎八幡宮」の由来をたずねる|見どころや歴史、どんと祭、伊達政宗との関係について

宮城県仙台市の大崎八幡宮は、日本最古の権現造り社殿を持つ国宝であり、安土桃山時代の建築様式を今に伝える唯一の遺構。伊達政宗が都市の守護神として旧大崎郡から遷座させた歴史を持ち、信仰・建築・都市構想が交差する場所。参拝体験とともに、その語源や由来、政宗との関係、建築様式の意味を丁寧に紐解く紀行文。

続きを読む
地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県気仙沼市】難読地名「五駄鱈」の読み方・由来語源・伝説をたどる旅

宮城県気仙沼市の五駄鱈(ごだんたら/ごんだら)は、巨大な鱈の化身と娘の恋にまつわる民間伝承が地名に刻まれた場所。五駄分の重さの鱈を運んだ記憶や「鱈婿入」譚との関連も語られ、海と山、異界と現実が交差する民俗的感性が息づく。地名が物語を語り続ける静かな集落。

続きを読む
地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県丸森町】難読地名「筆甫」の読み方・由来語源をたどる旅in八雲神社・筆神社

地名は、土地の記憶を編み込んだ器だ。私は地域文化を記録する仕事をしている。各地の地名の由来や伝承、神社の祭神、産業の背景を掘り下げ、現地の空気を感じながら文章にする──それが私の旅のかたちだ。 今回訪れたのは、宮城県南部 […]

続きを読む
地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県大崎市】難読地名「荒脛巾」の読み方・由来・語源をたどる旅in岩出山の荒脛巾神社

宮城県大崎市岩出山の荒脛巾(あらはばき)は、足の神・境界の神として信仰される荒脛巾神に由来する地名。田んぼの真ん中に立つ荒脛巾神社は、農作物を見守るように鎮座し、軒下には脛巾が奉納される。社のまわりには風除けの木々が植えられ、地域の人々が神様を寒さから守るように育ててきた、祈りと風土が交差する場所。

続きを読む
地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県東松島市】難読地名「野蒜」の読み方・由来語源をたどる旅in野蒜海岸・野蒜築港が作られたらどうなっていた

宮城県東松島市の難読地名「野蒜(のびる)」は、野草の蒜に由来する説がある。背後には仙台湾沿いに延びる貞山運河が流れ、江戸期の舟運と灌漑の記憶が刻まれている。明治期には野蒜築港という国家プロジェクトも構想され、地名には野草・水路・未完の夢が重層的に息づいている。

続きを読む