全国各地で開催される地域の伝統行事や祭りは、土地の歴史や信仰、共同体の絆を映し出す貴重な文化です。神事、年中行事、季節の祭礼など、地域ごとの特色と背景を紹介し、現地での体験や参加の魅力も伝えます。写真や動画を交え、臨場感あるレポートで伝統行事の魅力を発信します。
【宮城県】日本唯一の正月飾り「玉紙」とは?読み方や由来、価格、授与いただける場所|鹽竈神社を訪ねる新着!!
宮城県にだけ残る正月飾り「玉紙(たまがみ/たまし)」の由来・意味・飾り方・購入場所を詳しく紹介。鹽竈神社での授与体験をもとに、海老や宝珠などの図柄に込められた祈りや、仙台藩領に伝わる民俗文化の奥深さを解説します。仙台門松や年神様など、宮城独自の正月風習にも触れながら、地域文化の継承と美意識を探る紀行文です。
宮城県の伝統工芸まとめ|仙台箪笥・鳴子こけし・堤焼など一覧と体験ガイド
宮城県は仙台箪笥・鳴子こけし・堤焼・白石和紙など20以上の伝統工芸が息づく地域。国・県指定の工芸品を正史から紹介し、体験や購入できる場所も案内。職人技と地域文化を体感できる「工芸の旅」は、宮城観光の魅力を深める。
【宮城県】地名「多賀城」の読み方や由来・語源をたずねる|国府多賀城とは?2024年に国宝認定された壷碑や奥の細道との関係を紹介
宮城県の地名「多賀城(たがじょう)」は、東北の歴史を語る上で欠かせない存在である。私は地域文化ライターとして現地を歩き、その土地に刻まれた記憶を探ることを大切にしているが、多賀城はまさに「宮城のはじまり、東北のはじまり」 […]
【宮城県仙台市】杜の都の天神様である榴岡天満宮の読み方や由来、鷽(うそ)替え神事・どんと祭りをたずねる!撫で牛や一の鳥居、唐門、歌枕としての側面など見どころも紹介!
仙台市宮城野区に鎮座する榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)は、学問成就・合格祈願で知られる杜の都の天神様。ツツジが群生した丘陵地「榴岡」に由来し、伊達政宗や綱宗公ゆかりの社殿と唐門を有する由緒ある神社。松尾芭蕉も参拝した歴史と文学の舞台で、仙台観光や受験祈願に欠かせないスポットである。
【宮城県塩釜市】鹽竈神社どんと祭(松明祭)をたずねる
宮城県塩竈市の鹽竈神社どんと祭(松明祭)は、毎年1月14日に開催される冬の伝統行事。古い神札やお守り、松飾りを焚き上げ、御神火にあたりながら一年の無病息災・商売繁盛を祈ります。裸参りの勇壮な姿や大焚火の迫力は圧巻。アクセスはJR本塩釜駅から徒歩10分、駐車場は約300台収容可能。宮城ならではの文化を体感できる祭りです。
【宮城県塩釜市】320年以上続く日本三大荒神輿「帆手祭」の読み方や由来をたずねるin鹽竈神社帆手祭
3月10日、塩竈の町に春を告げる音が響く。雅楽の調べと「御発ち!」の掛け声が重なり、白衣の担ぎ手たちが一斉に動き出す。鹽竈神社の表坂──通称「男坂」──202段の急勾配を、重さ1トンの神輿が一気に駆け下りる。沿道には息を […]
【宮城県】日本三大船祭り「塩竈みなと祭」の見どころや歴史、神輿渡御をたずねるin鹽竈神社・志波彦神社・松島湾
塩竈みなと祭は、宮城県塩竈市で毎年開催される日本三大船祭りのひとつ。鹽竈神社と志波彦神社の神輿を乗せた御座船「鳳凰丸」「龍鳳丸」が松島湾を巡幸し、約100隻の供奉船が壮麗な海上絵巻を描きます。陸上では「よしこの鹽竈」や「塩釜甚句」の踊りが町を彩り、神輿渡御とともに地域の信仰と文化を体感できる祭りです。
【宮城県仙台発祥?】どんと祭りって全国で宮城だけ?いつどこで開催?どんと焼きや左義長との違い、発祥と言われる大崎八幡宮の松焚祭をたずねる
宮城県仙台市発祥とされる「どんと祭」は、正月飾りを焚き上げる御神火と裸参りで知られる冬の伝統行事。仙台の大崎八幡宮で行われる松焚祭は全国最大級の規模を誇り、地域ごとに異なる風習も見られる。左義長やどんと焼きとの違い、開催日程、裸参りの作法などを現地取材で詳しく紹介。宮城の信仰と季節の記憶を伝える文化の炎に迫る。
【宮城県白石市】「弥次郎こけし」の読み方や由来、弥次郎こけし村や全日本こけしコンクールをたずねる
宮城県白石市の弥治郎こけしは、ベレー帽のような頭部模様とあどけない表情が特徴。弥治郎こけし村での絵付け体験や工房見学、全日本こけしコンクールの現地レポートを通じて、こけしの魅力と工人の手仕事を紹介。通販情報も掲載。
【宮城県大崎市】420年続く「古川八百屋市」をたずねる|由来・開催日・売っているもの・熊野神社との記憶など解説
古川八百屋市は宮城県大崎市で400年以上続く青空市。毎年4〜6月の3と7のつく日に道の駅おおさきで開催され、野菜・花・漬物などを市価より安く販売。伊達政宗の町割と御日市に由来し、街道の交差点として栄えた古川の記憶を今に伝える。
