地域/伝統行事
【宮城県大崎市】東北最大の互市「鹿島台互市」の読み方や由来とは?駐車場やシャトルバス情報、会場や場所「昭和通り」を訪ねる

宮城県大崎市鹿島台で毎年春と秋に開かれる「鹿島台互市」は、東北最大級の伝統市。明治43年に始まり100年以上続く歴史を持ち、農具や苗木、漬物、味噌、衣料品、骨董など多彩な露店が並びます。春市は特に規模が大きく、JR鹿島台駅前から昭和通りにかけて町全体が巨大市場へと変貌。岩出山かりんとうやデリシャストマト、ばっけ味噌など地元名物も揃いぶみ

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伝統工芸
【宮城県大崎市】日本最大のこけし祭事「全国こけし祭り」を訪ねるin鳴子温泉郷

宮城県大崎市鳴子温泉郷で開催される全国こけし祭りは、湯治文化とともに育まれた手仕事の祭典。木地師から工人へと受け継がれた技と心が、こけしや鳴子漆器に宿る。絵付け体験や供養祭、こけし柄の浴衣パレードを通じて、鳴子の文化は今も町の空気の中で息づいている。木と湯と人の記憶が交差する、祈りと暮らしの祭り。

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地域/伝統行事
【宮城県加美町】670年続く「火伏せの虎舞|初午まつり」は誰がなんのためにつくった?歴史や由来、いつから始まったのか、発祥地の中新田・多川稲荷神社をたずねる

宮城県加美町中新田に伝わる「火伏せの虎舞」は、約650年前から続く伝統芸能。奥羽山脈から吹き下ろす強風による大火を鎮めるため、中国の故事「雲は龍に従い、風は虎に従う」に倣い始まったとされます。毎年4月29日の初午まつりで奉納され、屋根に登った虎が勇壮に舞う姿は圧巻。宮城県指定無形民俗文化財として地域の誇りを今に伝える祭りです。

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