【みちのく蓮華文プレート】プロジェクト概要「千年の文様を、日々の器に」

宮城県北部、大崎市や色麻町の瓦窯跡から出土した蓮華文様瓦──その美しさと歴史的背景に着目し、地域文化伝統ラボではオリジナルアイテム「みちのく蓮華文プレート」の制作を進めています。現地調査、資料館訪問、学芸員との対話、窯元との協働などを通じて、地域に根ざした文化のかたちを掘り起こし、現代の暮らしに寄り添う器として再構築するプロジェクトです。
アイテムの制作工程をコンテンツとして下記に紹介します。
蓮華文様瓦とは
宮城県大崎市の大宮山瓦窯跡から出土した、蓮華の文様が刻まれた軒丸瓦。 この瓦は、奈良〜平安時代にかけて寺院などの建築に用いられたもので、中央に円形の芯を持ち、そこから八弁の蓮華が放射状に広がる意匠が特徴です。
蓮華は古来より「清らかさ」「再生」「悟り」の象徴とされ、仏教文化と深く結びついてきました。 この文様が、千年以上の時を超えて今もなお美しく残っていることは、地域の歴史と精神文化の豊かさを物語っています。
詳しい背景や文様の意味については、以下の記事をご覧ください
「みちのく蓮華文プレート」プロジェクトのはじまり
この「みちのく蓮華文プレート」は、地域文化と手仕事の魅力を伝える「地域伝統文化ラボ」が手がける初のオリジナルプロダクトです。
発端は、あるフィールドワーク中に出会った一枚の瓦でした。 その文様の美しさと、そこに込められた祈りのかたちに心を打たれ、「この文様を現代の暮らしの中で生かせないか」と考えたことがきっかけです。
地元の窯元に協力を仰ぎ、文様の再現性や器としての使いやすさ、素材の選定に至るまで、調査と対話を重ねてきました。
背景と想い
この皿に込めたもの
皿の中央に浮かび上がるのは、複数枚の弁からなる蓮華文様。 出土した瓦の実物をもとに、文様のバランスや立体感を丁寧に再構成する予定です。
釉薬には、瓦の素朴な風合いのものや、窯元の強みを生かした釉薬を採用予定。光の加減でわずかに表情を変える釉薬、その質感は、静けさと温もりを同時に感じさせてくれます。
和菓子や果物をのせる小皿としてはもちろん、アクセサリートレイや飾り皿としてもお使いいただけるようデザインする予定です。
地域の記憶を、手に取るということ
この器は、単なる「商品」ではありません。 それは、地域に眠る記憶を、現代の暮らしの中でそっと手に取れる「かたち」にする試みです。
制作は、宮城県内の窯元と協働。 文様の再現性、焼成の温度、釉薬の厚み、器としての実用性── すべてにおいて、職人の技と感性が注がれています。
一枚一枚に、地域の風土と時間が宿るような器を目指しました。
ご予約について
ご予約につきましては、こちらの地域伝統文化ラボよりお問い合わせください。
完成次第、こちらのサイトにてお知らせいたします。
投稿者プロ フィール

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地域伝統文化ディレクター
宮城県出身。京都にて老舗和菓子屋に勤める傍ら、茶道・華道の家元や伝統工芸の職人に師事。
地域観光や伝統文化のPR業務に従事。
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