地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県石巻市】日本初の太平洋・大西洋往復を達成した伊達政宗とスペイン共同軍による日本統一の夢をたずねるinサン・ファン館

【宮城県石巻市】400年前に日本で初めて太平洋・大西洋を往復したサン・ファン・バウティスタ号と、伊達政宗のスペイン共同軍による日本統一構想を探訪。慶長遣欧使節団の目的、ローマ法王への忠誠、政宗の外交戦略を現地ミュージアムで体感。歴史と信仰が交差する石巻の魅力を紀行文で紹介。

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地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県石巻市】難読地名「黄金山」の読み方語源由来をたずねるin金華山黄金山神社

宮城県石巻市の金華山黄金山神社(読み:こがねやまじんじゃ)は、奈良時代に金山毘古神・金山毘賣神を祀って創建された霊島の神社である。「黄金山」の語源は、日本初の産金記録に由来し、金運上昇のご利益で知られる。杉並木の参道や銭洗場、御神木など多くのパワースポットが点在し、「三年続けて参拝すれば一生お金に困らない」との言い伝えが今も人々を惹きつける。産金の象徴地として信仰と文化が融合する聖地。

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地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県】全国有数の発酵王国「宮城県」の発酵食品文化を訪ねる

宮城県の発酵文化をめぐる紀行。仙台味噌、納豆、甘酒、日本酒など地域に根ざした“生きた味”を通して、土地の記憶と人の営みを辿る。麹と大豆が育む食文化の魅力と、継承・創造の現場を訪ねる旅のまとめ。発酵は、暮らしと文化の記憶そのもの──その静かな力を感じる一篇。

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地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県】日本最大の運河「貞山堀」を訪ねるin仙台(貞山運河)・東松島(東名運河)・石巻(北上運河)

宮城県には日本一長い全長約49kmの運河群がある。伊達政宗が築いた貞山運河をはじめ、東名・北上運河が物流・灌漑・防災・国防を担う“水の道”として今も息づく。石井閘門や野蒜海岸の風景を巡る現地紀行で、歴史と自然が交差する宮城の魅力を体感。土木遺産としての価値と地域の記憶を伝える旅。

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地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県石巻市】全国有数の発酵食品文化を訪ねるin島津麹店/平孝酒造

宮城県石巻市は、港町でありながら発酵文化が根付く地域。島津麹店の甘酒「華糀」や平孝酒造の日本酒「日高見」は、海と陸の恵みが交差する石巻ならではの味。麹と酒を通じて、微生物と人の共生、土地の記憶を味わう紀行文。

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地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県石巻市】日本最古の木造教会建築「旧石巻ハリストス正教会」を訪ねるin中瀬公園・旧北上川河口

宮城県石巻市にある石巻ハリストス正教会は、明治12年に建てられた日本最古の木造教会堂建築。ロシア正教会の流れを汲む聖堂として港町・石巻に根づき、震災にも耐えた歴史的建築。中瀬公園に移築され、文化財として公開中。和洋折衷の意匠と信仰の記憶が息づく、石巻の魅力を伝える紀行文。

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地域/伝統行事
【宮城県石巻市】伝統行事「石巻川開き祭り」を訪ねるin日和山・黄檗海門寺・重吉神社・普誓寺

石巻川開き祭りは、北上川の治水と港開削に尽力した川村孫兵衛を讃える供養祭として始まり、現在は灯ろう流しや花火を通じて命を慈しむ祈りの行事として継承されている。黄檗宗海門寺の川施餓鬼法会を源流に、石巻仏教会が供養を担う。日和山からの眺望と祭りの光景は、石巻の歴史と文化の深さを物語る。

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地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県石巻市】難読道の駅名「上品の郷」の読み方・語源由来・伝説を追うin川の上・上品山高徳寺

道の駅「上品の郷」の読み方 「じょうぼんのさと」と読むらしい──石巻市北部にある道の駅「上品の郷」。地図を眺めていてふと目に留まったその名に、私は強く惹かれた。「上品」と書いて「じょうぼん」。初見では読めず、意味も掴みに […]

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地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県石巻市】地名「網地島」の読み方・由来・語源をたどる旅in牡鹿郡(おしかぐん)

宮城県石巻市牡鹿町「網地島(あじしま)」の地名由来を探訪。漁業に由来する「網の地」としての語源、藩政期の流刑地記録、そして現在「宮城のハワイ」と呼ばれる美しい海の風景を重ね、地名に宿る記憶を描く。

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地域文化旅/訪問・体験記
【宮城県石巻市】難読地名「長渡浜」の読み方・由来・語源をたどる旅in網地島(あじしま)

宮城県石巻市牡鹿町網地島にある「長渡浜(ふたわたしはま)」の地名由来を探訪。江戸期の地誌に記された「ひたわたり」の語源、水際の平地としての地形、仙台藩の流刑地としての記録、そして現在「宮城のハワイ」と呼ばれる美しい海の風景を重ねて描く。

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